RUHAKU誕生

how to born RUHAKU
琉白

琉白の開発の基本は「大切なひとを想う心」

化粧品の企画・販売をしていた創業者は沖縄で出会った月桃に高い抗酸化作用があることを知り、質の高い原料探しや使い心地の良い処方のために3年間、試作を繰り返し琉白は生まれました。

その原動力は「がんばっている人の1日のパワーの源になるキレイを守りたい」そんな想いでした。

  • STORY 01.

    2009年。化粧品の企画・開発をしていた杉田には、仕事をバリバリとがんばる妻、ようこさんがいます。平日はストレスや疲れをもろともせず、一生懸命に働き、おしゃれやメイクをモチベーションにしていました。 しかし、メイクを落とす気力も残っていないほど仕事にやりがいを感じ、全力投球しているようこさんの肌は、ストレスと疲れでボロボロになっていました。
    そして、妊娠や出産を経験しホルモンバランスの変化が重なり、急に敏感肌による肌荒れを繰り返すようになってしましました。
    肌荒れを治そうと、夜は美容液やクリームを塗りたくり、日中は肌荒れを隠すために厚塗りメイクをするため、ようこさんの肌はますます荒れていきました。 

    杉田がようこさんを心配し「肌が荒れているなら、メイクを控えて、治すことに専念したら?」とアドバイスするも「見た目だけでもキレイな肌で仕事がしたい。それに、いろいろな化粧品を使ってみたけれど、治らないんだからメイクで隠すしかない。」と、どんどんようこさんの肌は悪循環に陥っていきました。

    「働く妻のボロボロの肌を美肌にしたい!」
  • STORY 02.

    そんなある日、杉田が沖縄に出張に行くことになりました。 健康長寿で有名な沖縄は抗酸化力の高い自然の恵みが豊富にあります。 観光地として人気な沖縄ですが、化粧品の企画・開発をする杉田にとっても魅力的な島でした。

    クチャ・海ぶどう・もずく・シークワーサー・ゴーヤ・青パパイヤなど、様々な沖縄の自然素材を紹介された中で、杉田が目を止めたのが琉白の主原料となるハーブ【月桃】でした。知らない方は多いですが、沖縄では当たり前のように庭先に生えており、種や葉をお茶にして飲んだり、虫よけや食べ物を包むのに使用したりと、人々の生活に深く根付いているハーブ【月桃】。

    沖縄出張で出会った、琉球ハーブ 「月桃」
  • STORY 03.

    沖縄にたくさんある【月桃】でなにかできないか、地域の人々が琉球大学の教授と協力し、研究したところ、【月桃】には赤ワインの34倍のポリフェノールが含まれ、高い抗酸化力があることが分かったそうです。その他にも、美肌パワー豊富な【月桃】に惹かれた杉田は、月桃の葉を蒸留したハーブ水をお土産にもらい、沖縄を後にしたのでした。 

    出張から帰った杉田は、さっそく肌荒れに悩んでいる妻ようこさんに【月桃ハーブ水】を渡し、使ってみるように薦めました。すると、荒れて炎症を起こしていた肌が落ち着いたのです。それに肌がピリピリしみることもなく、【月桃】の香りに疲れた心も癒されたようで、ようこさんは【月桃ハーブ水】を、とても気に入りました。 

    この様子を見て、杉田は「忙しい女性の繊細な肌を健やかに美しくする化粧品を沖縄の【月桃】で作ろう。」と考えたのです。また、何も添加されていない、シンプルな自然の力だけでも肌がみるみる美しくなり、鏡を嬉しそうに眺めるようこさんを見て、「仕事や家事で忙しい現代女性の疲れたお肌と心を癒す、やさしいナチュラルな化粧品を作ろう」と決意しました。

  • STORY 04.

    すぐに工場に月桃の化粧品づくりを依頼しましたが、どの試作品もケミカルな成分が多く配合されており、肌の負担になる不必要なケミカル成分を除くようにお願いをしても、「難しい。」と断られ続ける日々。杉田は必死になにが難しいのか工場に何度も何度も説明を求めました。 
    すると返ってきた返事は「杉田さんが作ろうとしているのは【オーガニックコスメ】ですよ。」というものでした。「肌の負担になるケミカルな成分を使用しない【オーガニックコスメ】は、製造に手間がかかる上にコストもかさむ。それに、あまり需要がないので難しい。」その言葉に杉田は愕然としました。
    2009年当時は【オーガニックコスメ】で自分の肌の美しさを引き出すことよりも、ケミカルな化粧品でその場しのぎの即効性が求められていたのです。 

    杉田は、その日から【オーガニックコスメ】について猛研究を始めました。そして、【オーガニック】が生活に根付いているヨーロッパにまで出向き、信頼できるオーガニック品質の商品にのみ認められる【エコサート】という世界最大の認証機関の存在を知りました。 
    日本には、こういった認証機関がないため『植物成分が1%で、残り99%がケミカル成分』であっても、メーカーが『オーガニック化粧品』と名乗れば、オーガニック化粧品として販売できてしまい、美容知識のない女性は名前につられて粗悪なオーガニック化粧品を使ってしまう事を知った杉田は「オーガニックの本場、フランスの【エコサート】も認める品質で作ろう!!」と改めて決心しました。
    その熱い気持ちを理解し、製造を請け負ってくれる工場も見つかり、製造にうつろうとした時、次の難関がやってきました。

    ケミカル成分を使わない真のオーガニックコスメへの挑戦
  • STORY 05.

    「原料は【有機栽培】のものですか?」 オーガニックコスメは、商品の中にケミカルな成分が配合されていない事だけでなく、使用した天然素材が育った環境も厳しくチェックされます。農薬や化学肥料を与えられて育った植物から抽出した美容エキスは、一緒に農薬の成分も抽出される危険性があるからです。(キャリーオーバー成分と言われるもの。) 
    【月桃】は沖縄では当たり前のように生えているため【有機栽培】と土壌の安心を約束できるものがなかなか見つかりません。今度は、無農薬で環境にも配慮された農作物だけが取得できる【有機JAS】を取得した月桃を探す日々が始まりました。

    無農薬で栽培するには時間も手間もコストもかかる割に、需要があまりなく、儲けにならないので、【有機JAS】月桃を見つけるまでに何十という月桃農園をまわり、ようやく無農薬・完全に人手で収穫をしている【日本月桃農園】さんに出会いました。

  • STORY 06.

    苦労の末に見つけた【有機JAS月桃】でようやくオーガニックコスメの試作品が完成し、意気揚々とようこさんに渡してみました。当時、妊娠し、肌がまた敏感になっていたようこさんですが、試作品はしみたり、荒れることもなかったため、ついに商品化か?!と思いきや「使い心地が悪い!!」と、辛口な感想が返ってきました。「いくら成分が良くても、使い心地が悪いとストレスになる。もっと日本女性の肌に合うように改良してほしい。」その言葉を受け、サンプルを作っては女性スタッフの意見をもとに改良し、作っては改良をし、ようやく「使いやすい!!これ、毎日使いたい!!」とようこさんをはじめ、女性スタッフ喜んだものが、商品化されることになりました。

    ケミカル成分を使わない真のオーガニックコスメへの挑戦