肌育コラム

COLUMN
2018.06.25

「肌の周期は28日」は大誤解!?
年代別スキンケアで肌老化対策

「肌の周期は28日」は大誤解!年代別スキンケアで肌老化対策

いつものスキンケアが肌に合わない、調子が整わない…。そんなふうに感じたら、スキンケアの見直し時。今の自身の肌に必要な成分が補えているかチェックしてみましょう。

スキンケアを見直す時に注目すべきなのが、「ターンオーバー」と「ホルモンバランス」。

肌細胞の生まれ変わるサイクル=ターンオーバーは“28日”と聞いたことがある人もいるのでは? でも、実はこれは健康的な肌の話。年齢とともに“約1.5~2倍”もターンオーバーにかかるといわれています。また、女性は更年期に向けて女性ホルモンの影響を大きく受けます。その増減によってさまざまな肌トラブルに立ち向かわなくてはいけません。
例えば「乾燥肌」や「毛穴の目立ち」は、表に出てくる症状は似ていても紐解いていくと年齢によってまったく原因が潜んでいることも。このまま対策を講じることなく同じケアを続けていれば、エイジングを加速させてしまうかも…。
20代から50代の年代別に陥りやすい肌トラブルとスキンケア方法をチェックして、今すぐスキンケアを見直しましょう!

20代 皮脂と上手に付き合いながらお手入れを習慣化

ポイント:
・スキンケアの基本を身に着けて美肌の土台を作る
・皮脂分泌が活発なのは20代前半まで。20代後半は保湿を強化!
・ 汚れを“落とす”質をアップすべし。メイクオフは「極めて優しく」。

20代は素肌が美しく、化粧品といえばお手入れよりメイクが気になる世代。
お肌の水分量・皮脂量も十分。ターンオーバーの周期もホルモンの分泌も安定しているため、素肌がもっとも美しい時期です。「何もケアしなくても大丈夫♪」と考えがちですが油断は禁物。肌の奥では老化が始まっているんです!

ニキビや毛穴が気になる…ゴシゴシ洗いをしていたり、毛穴パックなど使っていませんか? 実は、皮脂が気になるときほど“保湿”が大切です。
20代前半は10代後半から継続して皮脂量が多いため油分を落としたくなりがちですが、乾燥させると皮脂分泌がより活発に! 化粧水だけでスキンケアを済ますのもNGです。「しっかり落として、たっぷり保湿」を心がけて。また、ぱっちりアイメイクやまつエクなどで目元のメイクを頑張った時ほど、オフのときは気遣いを。負担をかけた肌を労わって極限まで摩擦を減らす工夫を。

アラサーに近づくにつれ気になるのが、「25歳は肌の曲がり角」という噂。実はこれ、本当なんです! 20代も後半になると、肌の水分量が減り始めて乾燥が気になるように。その後に続く、30代40代の肌を美しく保つための時期と心得て、スキンケアも本格的に保湿対策へシフトしていきましょう。

30代 エイジングケアを開始! ストレスに負けない肌を作る

ポイント:
・トラブルに負けない肌作りは保湿の徹底
・ストレスケアもスキンケアの一つと心得て
・転ばぬ先の…エイジングケアをスタート!

30代は仕事や子育てなどで大忙し…。まだまだ肌が美しい時期なのに、肌の調子が揺らいだり化粧品が合わなくなることも。スキンケアに手をかける暇がない!? 実はその疲れが肌に出てきているのかも。ストレスによるホルモンバランスや自律神経の乱れで肌に影響が出ることがあるんです! 肌トラブルが起こるといろんなアイテムを試したくなりますが、まずは保湿を強化すること。肌の水分量をキープすることでダメージを最小限に食い止めることができるはずです。

また、エイジングケアもはじめ時です。見えていないだけで、奥では肌老化の原因が蓄積され始めているんです。特に、30代に多い毛穴悩みの原因は20代の皮脂汚れとは違って、「加齢による毛穴のたるみ」。皮脂を取るケアをすると逆効果なので気を付けて!
30代後半にむけてさらにターンオーバーの周期が長くなるので、日焼けすると元に戻りにくくなります。UVケアは365日行うことがお約束。ピーリングなどで角質をオフすることも忘れずに行いましょう。

ポイント:
・何はなくともまず保湿。
・エイジングサインは美容液などで悩み別アイテムで集中ケア
・これ以上老けさせない「予防ケア」で美肌をキープ

「ああ、きちんとケアしておけばよかった」…なんてつぶやいていませんか?
きちんとケアしている人とそうでない人の差が、見た目ではっきり分かれるのが40代。それまで受けてきた紫外線や肌ストレスの影響がシミ・シワ・タルミなどになって一気に肌表面に現れます。女性ホルモンが減少し始める影響で、肌の水分量や皮脂量が減少し始めるのも原因の一つです。でも、まだまだ間に合います! 今日から「保湿の徹底」を心がけてみて
肌悩みに応じてスペシャルアイテムも投入していきましょう。特に、年齢の出やすい目元、口元、そして首元のケアは重点的に! 高価な化粧品なら効果があると思いがちですが、大切なのはその原因を把握して選ぶことです。例えば、同じシミでも、肝斑と光老化などでできるシミは原因が違います。

また、悩みを解消するだけでなく、「予防」することも大切です。一度肌表面に現れたエイジングサインはなかなか消えてはくれません。UVケアはもちろん、物理的な肌摩擦を減らす、抗酸化作用の高い食品を積極的に取り入れる、表情筋を鍛えるなど、日々の習慣を見直して、これ以上老化を加速させないようにしましょう。

50代 生活習慣の見直しも 肌乾燥に要注意

ポイント:
・全身保湿をすることで肌トラブルと回避
・たっぷりと時間をかけてていねいにケア
・生活習慣を見直して中から整える「美活」

50代になると肌状態の老化は本格化。急にシミが増えたり、肌がかさつくようになって「歳かしら・・・」なんて諦めていませんか?
50代は閉経へ向けて更年期の影響を大きく受ける年代です。ホルモンバランスの変化で皮脂分泌が減り、乾燥が加速してしまうのは仕方がないこと。足りないものは補ってあげればよいのです! 基本のスキンケアアイテムを今一度見直してみて。
ターンオーバーのサイクルも75日と長くなり、角質が厚くなり美容成分が肌の奥へ届きにくくなるのも乾燥の原因のひとつ。とはいえ、肌が弱っているので、ピーリングなど無理に角質除去をするのはお勧めできません。高級なアイテムを使うのもひとつですが、まずはじっくりと時間をかけてケアしてみましょう。化粧水や美容液を付けた後ハンドプレスで浸透を促したり、化粧水が入りにくいと感じたら導入美容液をプラスしてみて。手間をかけた分だけ肌は答えてくれるはず!

また、“内側から”のケアも同時に取り入れたい時期。年齢とともに体の不調もちらほら出てきているかもしれません。日頃から食生活の改善や睡眠などの生活環境を見直すなど、心身ともに健康を目指すことが美肌への近道。サプリメントは補助的に使うのが◎。

年齢とともにターンオーバーのサイクルが長くなると、ケアをしても効果を感じられないことがあるかもしれません。でも、そんなときこそ肌とじっくりと向き合って。お手入れを続けていけば、いくつになってもその年齢に合った美しさを備えることはできるもの。10年後、20年後もイキイキとした自分であるために、今の肌の声に耳を傾けてみましょう。