こちらのホテルでの滞在は “発酵”がコンセプト。ホテル名にある“EM”とというのが、乳酸菌や酵母など自然界に存在する善玉菌(Effective有用な・Microorganisms微生物たち)の集合体のことで、こちらをレストランで提供される食事はもちろん、スパのお湯にもブレンド。
さらに、客室の清掃にもEM発酵液を活用したりと、空間さえもケミカルフリーを実現しています。
食事は朝食、夕食ともにビュッフェが提供されていますが、滞在中、一度は選んでいただきたいのが「Bar 星ノ庭」で提供されているコース料理「プレミアム 発酵フルコース」です。
こちらは素材から発酵により引き出された、うま味・酸味生かした創作コース料理。沖縄県産の素材を中心に、彩りも豊かな料理が楽しめます。
そして、もう一品のメイン、肉料理も味噌漬けした国産牛のステーキと発酵テイストをプラス。しかも、フォンドゥヴォーソースに、沖縄ではおなじみの発酵食品、豆腐ようで濃厚なうまみが加えられています。
高台に建つ敷地の利点から、コース料理が進むにつれて、天井高の窓から時間とともに表情を変えていく空と街並みの景色を楽しめるのも「Bar 星ノ庭」の魅力。
約3mはあろうかという天井高の窓からの絶景には県外からの観光客だけではなく、沖縄県民のゲストも魅了されるというのも納得です。
朝食は「レストラン キタナカガーデン」で、約50種類のメニューが並ぶビュッフェを楽しめます。
発酵技術が生かされた料理はもちろん、自社農場で有機栽培された島野菜や、平飼いで育ったたまごなど、こだわりのある素材に発酵をとりいれた料理がそろい踏み。
メニューの約半分はヴィーガン(動物性不使用)対応のメニューが並ぶのも特長です。
なかでも、人気があるメニューが発酵粥。野菜出汁でうま味を加えた、EM栽培米の玄米がゆを12種類もの発酵トッピングで味わえるので、思わずお代わりしたくなる一品です。
館内には小腹が空いたときのためにお菓子やカップラーメンが購入できる自販機がありますが、こちらの自販機も“ヘルシーさ”にこだわった商品が並ぶという徹底ぶり。「さつま芋チップス」や「豆乳クッキー」など、夜中に食べても罪悪感が少ない商品がずらり。
また、ホテルのエントランスには、神奈川・鎌倉店と愛知・名古屋店でも展開している「暮らしの発酵ストア」が入店しているのも魅力。沖縄県内からセレクトした健康食品が揃っているので、家族や友人へのお土産を購入するにも最適。
私も自分用に浮島ガーデンの「麻炭デトックスコーラの素」と「島豆腐のおから味噌床」を購入。“きれいになれるお土産”も揃っているので、沖縄滞在時には“最終日の癒し滞在”として宿泊するのもおすすめです。
EMウェルネス 暮らしの発酵ライフスタイルリゾート