肌育コラム

COLUMN
2023.10.26

【第三回】島のやさしさと温もりを感じる「オーガニックな沖縄」ガイド

沖縄に移住した美容ジャーナリスト・加藤智一さんが、琉白ユーザーのために、沖縄で訪れてほしい場所をピックアップ! 訪れるだけで癒される・・・そんなオーガニックな沖縄のビューティアドレスをご紹介します。

前回の記事もぜひご覧ください

>>【第四回】島のやさしさと温もりを感じる「オーガニックな沖縄」ガイド

青い海はもちろん、雄大な自然もあり、まさに“絶景の宝庫”である沖縄。

今回は、そんな豊かな自然を感じながらヘルシーな食事をいただくことで、心身をリフレッシュできるライフスタイルホテルをピックアップ。

滞在するだけで、身体の内側が浄化されるような感覚を覚えるアドレスを2回に分けてご紹介します。

“ウエルネス滞在”を提案する「EM ウェルネス 暮らしの発酵ライフスタイルリゾート」

那覇空港から車で約40分の北中城村(きたなかぐすくそん)に位置するホテルが、「EM ウェルネス 暮らしの発酵ライフスタイルリゾート」です。

EM ウェルネス 暮らしの発酵ライフスタイルリゾート外観

こちらのホテルでの滞在は “発酵”がコンセプト。ホテル名にある“EM”とというのが、乳酸菌や酵母など自然界に存在する善玉菌(Effective有用な・Microorganisms微生物たち)の集合体のことで、こちらをレストランで提供される食事はもちろん、スパのお湯にもブレンド。

さらに、客室の清掃にもEM発酵液を活用したりと、空間さえもケミカルフリーを実現しています。

EM ウェルネス 暮らしの発酵ライフスタイルリゾート大浴場

ホテルの建物そのものは、1972年に開業した「沖縄ヒルトン」をフルリノベーションしていますが、約50年という歴史を感じるものの、メンテナンスを施しているため古さは感じません。

EM ウェルネス 暮らしの発酵ライフスタイルリゾート客室

食事は朝食、夕食ともにビュッフェが提供されていますが、滞在中、一度は選んでいただきたいのが「Bar 星ノ庭」で提供されているコース料理「プレミアム 発酵フルコース」です。

こちらは素材から発酵により引き出された、うま味・酸味生かした創作コース料理。沖縄県産の素材を中心に、彩りも豊かな料理が楽しめます。

Bar 星ノ庭

ディナーの前菜は、旬野菜のぬか漬けと、自社ブランド“結のエビ”を野菜ブイヨンで固めたゼリー寄せからスタート。発酵ドレッシングや塩こうじ島豆腐を用いた特製ソースが風味を引き立てる一皿です。その後も前菜やスープと続き、メインの魚料理は塩こうじにつけた県産魚のムニエル。この日はマーマチ(ヒメダイ)を使い、北中城村産のアーサやザワークラフトなどを添えた一品に。

Bar 星ノ庭お料理
Bar 星ノ庭お料理

そして、もう一品のメイン、肉料理も味噌漬けした国産牛のステーキと発酵テイストをプラス。しかも、フォンドゥヴォーソースに、沖縄ではおなじみの発酵食品、豆腐ようで濃厚なうまみが加えられています。

Bar 星ノ庭お料理

高台に建つ敷地の利点から、コース料理が進むにつれて、天井高の窓から時間とともに表情を変えていく空と街並みの景色を楽しめるのも「Bar 星ノ庭」の魅力。

約3mはあろうかという天井高の窓からの絶景には県外からの観光客だけではなく、沖縄県民のゲストも魅了されるというのも納得です。

朝食は「レストラン キタナカガーデン」で、約50種類のメニューが並ぶビュッフェを楽しめます。

発酵技術が生かされた料理はもちろん、自社農場で有機栽培された島野菜や、平飼いで育ったたまごなど、こだわりのある素材に発酵をとりいれた料理がそろい踏み。

メニューの約半分はヴィーガン(動物性不使用)対応のメニューが並ぶのも特長です。

Bar 星ノ庭朝食

なかでも、人気があるメニューが発酵粥。野菜出汁でうま味を加えた、EM栽培米の玄米がゆを12種類もの発酵トッピングで味わえるので、思わずお代わりしたくなる一品です。

Bar 星ノ庭発酵粥

館内には小腹が空いたときのためにお菓子やカップラーメンが購入できる自販機がありますが、こちらの自販機も“ヘルシーさ”にこだわった商品が並ぶという徹底ぶり。「さつま芋チップス」や「豆乳クッキー」など、夜中に食べても罪悪感が少ない商品がずらり。

EM ウェルネス 暮らしの発酵ライフスタイルリゾート自販機

また、ホテルのエントランスには、神奈川・鎌倉店と愛知・名古屋店でも展開している「暮らしの発酵ストア」が入店しているのも魅力。沖縄県内からセレクトした健康食品が揃っているので、家族や友人へのお土産を購入するにも最適。

暮らしの発酵ストア

私も自分用に浮島ガーデンの「麻炭デトックスコーラの素」と「島豆腐のおから味噌床」を購入。“きれいになれるお土産”も揃っているので、沖縄滞在時には“最終日の癒し滞在”として宿泊するのもおすすめです。

EMウェルネス 暮らしの発酵ライフスタイルリゾート

美容ジャーナリスト 加藤智一 <この記事の監修>
加藤 智一
美容ジャーナリスト

https://www.instagram.com/tomoichi2000/

25ans(ハースト婦人画報社)など、女性誌の美容担当を経て独立。女性誌・男性誌・新聞など、さまざまな媒体で執筆中。講演・PRアドバイスでも活躍。著書に「お洒落以前の身だしなみの常識」、「思わず触りたくなる美肌をつくる身だしなみメイク」(ともに講談社)などがある。Yahoo!ニュースのオーサーとしても活躍中。